こんにちは!
ゆきちゃんママです🌸
今日は、先週に引き続き、1学期に絵本の読み聞かせボランティアで読まれた絵本を紹介していきます📚
低学年の読み聞かせはだいたい月に1回ありますが、高学年は学期に1回。
だからこそ、とっても貴重な時間なんです✨
今回は、4月に5年生のクラスで読まれた絵本をピックアップしてご紹介します。
5-1
わたしはあかねこ
作:サトシン 絵:西村敏雄 出版社:文溪堂
真っ白なしろねこかあさんと、真っ黒なくろねことうさんから生まれたのが、わたし・あかねこ。
ほかの兄弟は白や黒、ぶち、しま模様――みんな「ねこらしい」色をしています。
でも私だけが赤い色。
お父さんもお母さんも、周りの人たちも「かわいそうに」と同情ばかり。
だけど私は、この色が好き!
自分だけ違うことに悩みながらも、自分の“好き”を信じて前へ進むあかねこ。
その姿と、意志を感じさせる表情のイラストがとても印象的です。
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この絵本は、私はまだ読み聞かせしたことがないのですが、よく読み聞かせで読んでいる「しろねこしろちゃん」という絵本を紹介した時にも、ちょろっと紹介しています。
なにのあしあとかな
薮内正幸
ヤギの足跡を見たこと、ありますか?
この絵本は、動物の足跡からその姿を想像していく“なぞとき絵本”。
一見、幼児向けに思えますが、5年生でも「見たことない!」「これは難しい〜!」と盛り上がったそう。
身近な自然にも、まだまだ発見があることを気づかせてくれる一冊です。
5-2
いやです、だめです、いきません
清永奈穂(著)/石塚ワカメ(イラスト)
子どもが自分の身を守るために、“考えて・声に出して学べる”安全教育絵本。
「あぶない人はどこ?」「追いかけられたらどうする?」
――そんな問いかけに、「いやです、だめです、いきません」と答えることで、危険回避の行動を自然に身につけられます。
入学前にも、改めて親子で読みたい一冊です。
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去年は、以下の防犯絵本をよく読んでいましたが、一応全学年で読めたよということで、今年は別の防犯絵本も読んであげたいなと思い、この絵本を選びました。
去年読んでた絵本人ついては、以下にまとめています。
ふたごのあかちゃんとにげたとら
作:北川チハル 絵:はたこうしろう
動物園から逃げたトラを探しに出かける、元気いっぱいの双子・やっほーと・うふふ。
迷子になっていたトラを助けようとするふたりの姿に、読んでいる方も元気をもらえます。
赤ちゃんがしゃべって歩いてトラを助けるなんて――発想が楽しい!
この絵本は、実はお誕生日会でたろことじろこが読み聞かせをしたもの。
本当に、我が家で人気のおすすめ絵本です。
5-3
じごくのラーメンや
「えんまさまぁ〜、ラーメンまだですかぁ〜!」
地獄にできたラーメン屋が大繁盛! 神様まで食べにくる!?
とぼけた絵とテンポのよい展開で、子どもたちも大笑い間違いなしです🍜
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さくら らら
升井純子(著)/小寺卓矢(写真)
北国の桜の木・さくらちゃんは、ゆっくり花を咲かせる準備をしています。
「自分の咲く日は自分で決める」――そんな言葉が心に残る、美しい写真絵本。
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あげる
作・絵:はらぺこめがね
「サクッ」「ジュワ〜」と音までおいしい、“あげもの”絵本。
からあげ、コロッケ、とんかつ…読むだけでおなかがすいてきます!
去年に続き、今年も人気のシリーズです🍤
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このシリーズ、季節を問わず使いやすい絵本なので、我が家も購入を検討中です。
5-4
うっかりおじさん
作:エマ・ヴィルケ 訳:きただいえりこ
ちょっと抜けてて、でも憎めない“うっかりおじさん”と読者のかけあいが楽しい1冊。
めがねを探したり、帽子をなくしたり――読んでいるうちに、ついツッコミを入れたくなる!
スウェーデンの絵本らしいユーモアで、子どもたちの笑い声が聞こえてきそうです。
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ぼくはにんげん
スーザン・ヴェルデ(著)/ピーター・レイノルズ(絵)/島津やよい(訳)
「人間であること」って、どういうことだろう?
思いやり、共感、優しさ――生きるうえで大切な“心の力”を描いた哲学的な絵本。
読後には、きっと大人も少しだけ立ち止まって考えたくなります。
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どうぐ
三浦太郎(著)
かなづち、のこぎり、くぎ……この道具、使うのはだれ?
めくると登場するのは大工さんやコックさん、時計屋さんなど。
道具を通して“働く人のかっこよさ”が伝わる一冊です。
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おわりに
高学年になると、絵本との距離が少しずつ遠のいていくように感じますが、
今回紹介された本は、どれも“大人が読んでも深く味わえる”ものばかり。
「読む」だけでなく、「感じて・考える」時間をくれる絵本たち。
これからも、そんな作品に出会えるのが楽しみですね🌸
