おはようございます!
ゆきちゃんママです😊
今日は、4月に6年生のクラスで読まれた絵本をご紹介します✨
5年生よりぐっとお兄さん・お姉さんになった6年生たち。
でも絵本を前にすると、やっぱりみんな楽しそうで、
「やっぱり絵本っていいな〜」と思わせてくれます。
どんなお話が読まれたのか、ぜひ一緒に見ていきましょう🌸
6−1
わたしはあかねこ
作:サトシン 絵:西村敏雄 出版社:文溪堂
真っ白なしろねこかあさんと、真っ黒なくろねことうさんから生まれたのが、わたし・あかねこ。
兄弟たちは白や黒、ぶち、しま模様――でも私だけが赤い色。
お父さんもお母さんも、周りのみんなも「かわいそうに」と言うけれど、
私はこの色が大好き。
まわりと違うことを気にせず、自分の“好き”を信じて前に進むあかねこの姿は、
6年生の子どもたちにもきっと響いたはず。
西村敏雄さんの表情豊かなイラストも魅力的です。
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なにのあしあとかな
作・絵:薮内正幸
動物の足跡から、どんな生きものかを想像する“なぞとき絵本”。
ヤギやシカ、キツネなど、足跡をじっくり観察することで、
普段見過ごしている自然の世界に気づかせてくれます。
「足跡って意外と見たことない!」と、6年生たちも夢中で考えていたそうです。
観察の楽しさを思い出させてくれる一冊です。
6−2
しろくろつけてよ シマウマくん
作:ながい いくこ 絵:くすはら順子
「ライオンとサイ、どっちが強いか決めてよ!」
そう頼まれたシマウマくんは困ってしまいます。
“しろ”か“くろ”か、はっきり決めなくちゃいけないの?
――そんな問いかけがユーモラスに描かれた作品です。
自分の意見を持つことや、正解のない問題にどう向き合うか。
考えるきっかけをくれる一冊です。
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チーター大セール
作:高畠那生
模様を売るチーターのお話。
「あなたの模様をくださいな」と言われて……!?
自由で大胆な展開と、思わず笑ってしまうイラスト。
高畠那生さんらしいユーモアたっぷりの一冊です。
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にゃんこ四字熟語辞典
著:西川清史
かわいいにゃんこの写真と四字熟語のコラボ!
「一心不乱」「無我夢中」「大胆不敵」など、
むずかしい言葉も猫たちの表情とあわせるとスッと入ってきます。
思わず笑ってしまう写真と言葉のギャップが楽しい、学びと癒しの一冊です。
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6−3
じぶんをすきになるおまじない
作:高橋うらら 絵:浜野史
何をやってもうまくいかず、泣いてばかりのもぐらちゃん。
でも、ある日から笑顔で登校するように。
いったい、どんな“おまじない”をかけたのでしょう?
失敗しても、自信をなくしても、
「大丈夫」と自分を励ませる優しい気持ちを届けてくれる絵本です。
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しごとのどうぐ
作:三浦太郎
ハンマー、のこぎり、フライパン……
この道具を使うのは、いったい誰?
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ページをめくると、大工さん、コックさん、時計屋さんなど、
さまざまな職業の人たちが登場します。
「仕事」って、こんなにたくさんの形があるんだと気づかせてくれる一冊です。
6−4
そんなこともしらないの?
作:パク・ジョンソプ 訳:なかやまよしゆき
ある日、魚の群れに「赤いサカナが風邪をひいてる」というウワサが。
それは、アンコウが流した“ウソの情報”でした。
ウソを信じた魚たちは、仲間を追い出してしまい……。
まさに“現代的”なテーマの絵本。
読む人の年齢によって感じ方が変わる、深い一冊です。
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ぼくたちともだち
作:中川ひろたか 絵:ひろかわさえこ
「いつも一緒」が当たり前の“ぼく”と“きみ”。
でも、今日は会えない――。
そんなちょっと切ない気持ちが、
やさしくてあたたかい言葉で描かれています。
読んでいると、大切な人の顔を思い浮かべたくなるような絵本です。
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おわりに
6年生の春に読まれた絵本には、
“自分らしさ”“友情”“思いやり”“考える力”など、
これから社会へ出ていく子どもたちにぴったりのテーマがたくさんありました。
大人が読んでも「ハッ」とさせられるお話ばかり。
まさに、絵本の奥深さを感じさせてくれるラインナップでした。
次回は【中学年の春の読み聞かせ】もご紹介します📚✨
お楽しみに!
