おはようございます!
ゆきちゃんママです😊
今日は、小学生 高学年(5・6年生)向けの最新絵本その1 をご紹介します。
低学年・中学年と続けてきたシリーズも、いよいよ終盤!
高学年になると、興味の幅もぐんと広がり、深いテーマや社会的な内容にも関心を持ち始めます。
今回ご紹介する絵本は、物語としての面白さはもちろん、考えさせられるテーマや新しい発見がある作品ばかり。
お子さんの読書習慣のステップアップにも、ぜひ参考にしてくださいね📚✨
- あしたの笑顔(読書の時間 18)
- 海 ―ビーグル号で海たんけん―
- エイ・エイ・オー! ―ぼくが足軽だった夏―
- おおなわ跳びません
- 風花、推してまいる!
- 今日もピアノ・ピアーノ(ティーンズ文学館)
- 参上!ヌンチャクゴリラ
- だるまさんがころんで
- おわりに
あしたの笑顔(読書の時間 18)
作:横田明子 絵:中島花野
小学5年生のさやかは、友だちのりほの家で遊ぶことに。
ところが、アンジェルマン症候群という障がいのある姉・ほのかが、りほの描いた絵をくしゃくしゃにしてしまいます。
ほのかは紙を丸める音が好きだったのです。
怒ったりほは、翌日そのことをクラス中に広めてしまい――。
障がいをもつ姉を支えることが“当たり前”だった妹の揺れる心を描いた、実話をもとにした物語です。
他者を理解することのむずかしさと、優しさの意味を考えさせてくれる一冊。
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海 ―ビーグル号で海たんけん―
作:高久至
「日本中の海を、自分の目で見てみたい!」
そんな思いで、さまざまな海に潜る著者の視点から描かれた海の世界。
巻末には地図もあり、探検の足跡をたどりながら読む楽しさがあります。
科学的な視点と冒険心をくすぐる、知的好奇心いっぱいの絵本です。
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エイ・エイ・オー! ―ぼくが足軽だった夏―
作:佐々木ひとみ 絵:浮雲宇一
仙台藩に仕えた大工のご先祖をもつ直紀の家の庭には、
伊達政宗が持ち帰ったという立派な藤の木があります。
その藤棚の下に、なんと“伊達政宗本人”が現れて――!?
歴史と現代がユーモラスに交差する、ちょっと不思議でワクワクする物語。
歴史好きな子に特におすすめです!
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おおなわ跳びません
「うちは、おおなわ大会を見学します。理由は、うちが出ると勝てないからです」
そう宣言した佐々木双葉の言葉が、クラス全体を揺るがせます。
足が少し不自由な双葉と、クラスの仲間たち。
“勝ちたい”気持ちと“仲間を思う”気持ちの間で、それぞれが悩み、考え、ぶつかりながら成長していく物語です。
多様な価値観を理解し合う大切さを、やさしく、でもまっすぐに描いた感動作です。
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風花、推してまいる!
作:黒川裕子 絵:タカハシノブユキ
クラスに転校してきたのは、大衆演劇一座の息子。
とにかく目立たず過ごしたい主人公・ナリの毎日が、転校生との出会いで少しずつ変わっていきます。
新しい友だち、新しい世界に心を開いていく青春ストーリー。
“推す”気持ちの根っこにある、まっすぐな優しさが光る作品です。
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今日もピアノ・ピアーノ(ティーンズ文学館)
作:有本綾 絵:今日マチ子
お母さんにゲーム機を没収され、落ち込む小学6年生の海斗。
そんなとき、駅のストリートピアノで出会ったおじいさんとの交流が始まります。
音楽を通して心が少しずつほぐれていくような、静かで温かい物語。
巻末には実際に弾ける曲の譜面や、国内のストリートピアノの紹介もあり、読後も楽しめます🎵
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参上!ヌンチャクゴリラ
作:川之上英子・川之上健 絵:朝倉世界一
ようじろうのお父さんが、なんと“バナナを食べてゴリラになっちゃった!”?
宇宙人によるニンゲンゴリラ化計画を阻止するべく立ち上がる親子のドタバタSF。
笑えて、ちょっと泣ける、エネルギッシュな冒険童話です。
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だるまさんがころんで
作:林けんじろう 絵:紙谷俊平
全国「だるまさんがころんだ」選手権大会に出場することになったカン太。
個性豊かな仲間たちと力を合わせ、全国制覇をめざします!
失敗したり、ぶつかったりしながらも前を向く姿に、思わず応援したくなる一冊です。
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おわりに
高学年向けの絵本は、テーマも文章量もぐっと本格的になり、
「読む」だけでなく「考える」「感じる」時間を与えてくれます。
今回ご紹介した作品も、友情、障がい、挑戦、夢、社会――
大人顔負けのテーマがぎゅっと詰まっていました。
親子で一緒に読んで意見を交わすと、
子どもの考え方や感じ方が見えてくるのも、この時期ならではの楽しみなんだとか✨
でも、うちのたろこじろこがこんな本読めるようになるのかな〜と、心配と楽しみでいっぱいです(笑)
でもきっと、あっという間なんですよね。
来週は高学年向けの本第2段です!お楽しみに🩵
