前々回・前回に続いてお届けしている「2月に読まれた絵本シリーズ」の第3弾です!
(過去の記事も良かったらチェックしてみてくださいね。)
今日は、4年生のクラスで読まれた絵本をご紹介します📚
実はこの日は、私自身も読み聞かせに参加していました。
まずは、私が読んだ絵本からご紹介しますね。
私が読んだ絵本
『あぶないばしょはどっち?』
「子どもが自分の目で“危ない場所”を見分けられるようになる」ことを目的にした、安全教育の絵本です。
迷路や間違い探しを通して、遊びながら危険な場所を学べます。
監修者の小宮信夫先生は、犯罪学の第一人者で、私もとってもお世話になっている先生です。
「犯罪は“人”よりも“場所”に注目するべき」という“犯罪機会論”に基づいた内容で、「地域安全マップ」の元にもなっている考え方です。
「自分の目で見て、考えて、安全を判断する力」を育ててくれる一冊です。
『ひなまつりルンルンおんなのこのひ』
(作:ますだゆうこ/絵:たちもとみちこ/文溪堂)
ゆずちゃんの家に飾られたひな人形たちが大冒険!
猫に乗って外へ出てしまったおひな様を、お内裏様たちが追いかけます。
ひなまつりのことも自然と学べて、ワクワクする展開&知識も身につく絵本です。
ルビ付きなので、小学生でも自分で読むことができます。
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他のクラスで読まれた絵本たち
『しょうぼうじどうしゃじぷた』
大きな消防車たちの中で、小さくて目立たない「じぷた」。
でも、小さなじぷたにしかできない活躍があります。
読み終えたあと、きっと「自分にもできることがある」と思える名作です。
今も昔も、胸を熱くする絵本ですね。
『はなを くんくん』
(文:ルース・クラウス/絵:マーク・シーモント/訳:きじまはじめ/福音館書店)
雪に包まれた森で、冬眠していた動物たちが次々と目を覚まし、鼻をくんくん。
何かを感じて動き出すその様子が、春の訪れを予感させる心あたたまる物語です。
白黒の画面に最後だけ黄色が現れるという、視覚的にも印象的な一冊。
春を待ち遠しく思える絵本です🌼
『あな あな はてな』
(はらぺこめがね/アリス館)
ちくわ、ドーナツ、マカロニ、パン、レンコン…
“あながあいてる理由”って考えたことありますか?
ユーモアいっぱいの語り口と、おいしそうな絵で、
食べものの構造と機能に「なるほど!」が詰まった一冊です。
読んだあと、食卓の見方が変わるかも?
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『おおきくなったらきみはなんになる?』
「やりたいことは、自分が決める」
卒園・卒業を迎える子どもたちへの心からの応援メッセージ。
子どもたちの「好き」「なりたい」「やってみたい」を、そっと後押ししてくれるような、希望に満ちたエールの絵本です。
『しろくまのパンツ』
(tupera tupera/ブロンズ新社)
しろくまさんが、自分のパンツをなくしちゃった!?
次々と登場するパンツの持ち主に笑いが止まらない、しかけが楽しいナンセンス絵本。
4年生でも「これ知ってる!懐かしい!」と大盛り上がりだったそうですよ☺️
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『がっこうだってどきどきしてる』
(文:アダム・レックス/絵:クリスチャン・ロビンソン/訳:なかがわちひろ/WAVE出版)
「学校に行くのが不安…」
そんな子どもたちに寄り添う、ちょっとユニークな絵本。
実は、学校自身もドキドキしてるんだよ?――
という設定で描かれるこの絵本は、新学期や転校の前に読むのにぴったりです。
“不安を笑いに変える”やさしい視点が心に残ります。
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『わすれていいから』
子どもの成長を、ずっと見守ってきた猫の視点で描かれる、静かであたたかい物語。
「おまえ」が成長していくなかで、
「おれ(猫)」は少しずつ距離を置いていく――
巣立ちの瞬間に寄り添ってくれる、大人も泣ける絵本です。
[rakuten:book:21155337:detail]
最後に
4年生くらいになると、自分の考えをしっかり持ち始める時期。
でも、まだまだ絵本の世界も楽しめる年齢です。
読んだ絵本の背景や気持ちを、少し汲み取ってくれるような反応もあって、
読んでいるこちらも学ぶことが多く、充実した時間でした。
次回も引き続き、2月に読まれた他学年の絵本をご紹介していく予定です📖
お楽しみに!