先日、2月に双子の学年の読み聞かせに参加できなかったお話を書きました。
(詳しくは、以下の記事をご覧くださいね。)
参加できなかったとはいえ、改めて思うのです。
「2月の読み聞かせって、ちょっと難しくない?」
というのも、読み聞かせってできれば季節をテーマにしたいですよね。
でも、2月のイベントといえば「節分」。しかも節分は毎年2月3日(2025年は2月2日でしたが!笑)なので、実際に読み聞かせがある日は節分が終わっていることが多いんです。
私は1月後半から節分の絵本を読んでいましたが、2月に入ると
-
ひなまつり(3月3日)を見据えるべき?
-
立春だから春の絵本?
-
でもまだ寒いし……?
と、迷いがちでした。
来年度の参考にするためにも、みんながどんな絵本を読んでいたのかを記録しておこうと思います。
ということで今日は、2月18日に3年生のクラスで読まれた絵本たちをご紹介します!
読まれた絵本たち
『1はゴリラ』
数の絵本……と思いきや、これはまさに“霊長類愛”あふれる一冊。
ゴリラやオランウータン、チンパンジーたちがページをめくるたびにこちらを見つめてきます。
数が増えるとともに変化していくサルたちの表情がとにかく秀逸。
最後は人間? どの顔も、どこか似ているような、不思議な納得感のある絵本でした。
|
『おふくさんのおふくわけ』
(作:服部美法/大日本図書)
あの『おふくさん』の続編!
にこにこ笑顔の10人のおふくさんが囲むごちそうの匂いにつられて、あの鬼さんが登場します。
豆が苦手な鬼さんのために、おふくさんたちが考えた“おふくわけ”とは?
「たべるかどにも、ふくきたる!」をテーマに、読んだあとに誰かとごはんを食べたくなる一冊です。
![おふくさんのおふくわけ [ 服部美法 ] おふくさんのおふくわけ [ 服部美法 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0784/9784477030784.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1430 円
- 楽天で詳細を見る
『しょうぼうじどうしゃじぷた』
自分の力に自信を持つ大型消防車たちの中で、ちょっと地味な存在だった小さな「じぷた」。
でも彼にしかできないことがある――そんな、小さな勇者の物語。
50年以上読み継がれてきた名作は、今も子どもたちの心をつかんで離しません。
『まちがいまちにようこそ』
(作:斉藤倫・うきまる/絵:及川賢治/小峰書店)
へんてこな名前の町「まちがいまち」に引っ越してきた家族。
あなばたけ、へいたいでんわ、えんぴつの屋根……
ことばあそびのセンスが炸裂する、不思議でたのしい絵本です。
「間違いって、こんなに面白かったっけ?」と思わせてくれる、心が自由になる一冊。
![まちがいまちにようこそ [ 斉藤 倫 ] まちがいまちにようこそ [ 斉藤 倫 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1357/9784338261357.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
『やさいの花』
(写真:埴沙萠/文:嶋田泰子/ポプラ社)
普段は食材としてしか見ない野菜たちの「花」に注目した写真絵本。
アスパラガスやゴボウの花、カブとダイコンの違いなど、大人でも「へぇ〜」となる発見がいっぱい。
自然科学系が好きな子にもぴったりです。
![やさいの花 (ふしぎいっぱい写真絵本) [ 埴沙萠 ] やさいの花 (ふしぎいっぱい写真絵本) [ 埴沙萠 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9720/9784591149720.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1650 円
- 楽天で詳細を見る
『びくびくビリー』
(作・絵:アンソニー・ブラウン/訳:灰島かり/評論社)
心配性なビリーが、おばあちゃんにもらった“心配ひきうけ人形”のおかげで変わっていくお話。
ウォーリードールをテーマにしたこの絵本、不安のある子の心に寄り添うようなやさしい作品です。
読み聞かせ後、「ウォーリードールを作ってみたい!」という声があがるのも納得です。
『日本の昔話 おんちょろちょろ』
「おんちょろちょろ…」――でたらめなお経が、思いがけない奇跡を呼ぶ!?
ナンセンスだけど人情味のある昔話。読み聞かせにピッタリのテンポと展開です。

- 価格: 1401 円
- 楽天で詳細を見る
『おまたせクッキー』
(作:パット・ハッチンス/訳:乾侑美子/偕成社)
クッキーを分ける計算がどんどん変わっていく!
読み聞かせの最中、子どもたちも自然に計算しながら聞いていました。
算数×ストーリーの楽しい一冊。 最後の「ピンポーン!」にドキドキする子どもたちの表情も印象的です。
![おまたせクッキー [ パット・ハッチンス ] おまたせクッキー [ パット・ハッチンス ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4005/9784032024005.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1320 円
- 楽天で詳細を見る
『なにができるかな?』
(作:駒井京子/料理:ワタナベマキ/演出:植田まほ子/主婦と生活社)
身近な食材が次々と登場し、「なにができる?」と問いかけてくる食育クイズ絵本。
巻末のレシピ付きで、読んだ後に作ってみたくなる楽しさも魅力です。
![なにができるかな? [ 植田 まほ子 ] なにができるかな? [ 植田 まほ子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2035/9784391162035_1_2.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
3年生って、やりやすいかも?
1・2年生はとにかく何を読んでも喜んでくれますが、
3年生になると、聞いてくれるだけでなく、こちらの思いやテーマをちょっと受け取ってくれるような気がします。
子どもたちの反応からこちらも学ぶことが多く、本当に楽しく、やりがいのある活動だなぁと感じました。
次回予告
このシリーズ、続きます!
次回は別の学年で2月に読まれた絵本たちをご紹介しますね!
お楽しみに〜😊