昨日から、息子の付き添い入院が始まりました。
実は私自身、何度か入院経験があるので、入院に必要なものについては詳しい方だと思っていましたが…付き添い入院となると、勝手がまるで違う!いろいろと調べることになり、「こんな情報があれば助かったかも」と思うことも多かったので、これから付き添い入院をされる方の参考になればと、記録を残すことにしました。
(入院の経緯や事前準備については、別の記事をご覧ください)
- 1.入院前夜:不安と向き合う時間
- 2.当日の朝と荷造り
- 3.病院到着〜いざ小児病棟へ
- 4.麻酔の先生との丁寧なやり取り
- 5.キワニスドールで不安を解消
- 6.手術室の下見&明日の流れ確認
- 7.入院1日目のお食事
- 8.そして夜、眠りにつくまで
- 9.その後のちょこっと話
- おわりに
1.入院前夜:不安と向き合う時間
入院前夜は、少しでも明るい気持ちで過ごせるようにと、おうちで回転寿司パーティを開催!双子の姉たちも息子も大盛り上がりでした。
しかし、夜になって息子の表情が曇ります。布団に入る前、こんな会話がありました。
息子「ママ、明日病院行くでしょ?お姉ちゃんたちは“旅行みたい”って言うけど、僕にとっては全然旅行じゃないよ。全然楽しくないし、首を切っちゃうんでしょ?絶対嫌だよ。」
私「首を切るんじゃないんだよ。お口の奥にある“扁桃腺”っていうところをちょっと切るだけなの。」
息子「でも注射するでしょ?僕、注射キライなんだよ。」
私「それは先生に聞いてみよう?もしかしたら、注射しない方法もあるかもよ。」
納得はしてくれたものの、やっぱり不安な様子でした。
「寝たら朝になっちゃうのが嫌」と言う息子に、「ママもずっと一緒にいるから大丈夫だよ」と繰り返し伝え、ようやく眠りにつきました。
2.当日の朝と荷造り
翌朝は娘たちを送り出し、息子と私の荷物を最終チェック。
・病院指定の持ち物
・息子の暇つぶし用グッズ(絵本・折り紙・iPadなど)
・私の食料・仕事道具・着替え一式
気づけば、スーツケース+大きめエコバッグ2つ分の大荷物に。
付き添い入院、侮れません!
3.病院到着〜いざ小児病棟へ
病院に着くと、まずは入退院受付へ。
必要書類はバッチリ…と思いきや、保険証と診察券を忘れていた!(後でパパに持ってきてもらうことに)
病棟は女性病棟か小児病棟かどちらに案内されるかで、付き添いの大変さが変わります。結果、小児病棟に決定!
最初は「誰もいない大部屋でラッキー♪」と思っていたら、すぐに別の部屋へ移動に。たくさんのお友達と同室になりましたが、息子にはこのほうが思い出になってよかったかも。
4.麻酔の先生との丁寧なやり取り
その後、麻酔の先生が登場。
3歳の息子に対しても、わかりやすくやさしい説明をしてくれました。
先生「他に何か心配なことある?」
息子「ぼく、寝られなかったらどうするの?」
先生「大丈夫!ちゃんと寝られるようにするし、痛くないようにお薬もあるよ。ずっと先生がそばにいるから安心してね。」
息子「…わかった!」
こんなふうに言ってもらえて、だいぶ安心したようです。
5.キワニスドールで不安を解消
看護師さんが渡してくれた白い布製のお人形「キワニスドール」に顔を描くことになり、息子はそれを「ママ」にしてくれました。なんて可愛いんでしょう…!
この人形を使って、明日の処置内容を事前に説明してくれるそうで、「知らないこと」への不安をやわらげる工夫に感激しました。
6.手術室の下見&明日の流れ確認
看護師さんと一緒に、手術室の入口まで行き、目印のコアラのシールを貼りました。
その後、処置室でパルスオキシメーターや心電図の説明を人形を使って受ける息子。「痛いことはしない」と実感できたようでホッと一安心。
息子「僕、喉ちんこが3つあるんだ。横の2つを取るんでしょ?」
と、すっかり理解した様子。
7.入院1日目のお食事
息子の昼食は「え?なんで病院でごはん食べるの?」と不思議そうでしたが、ふたを開けてみれば…完食!
少し緊張していた様子も、ごはんでほっと和んだみたいです。
3時にはおやつもいただいて、大喜びの息子でした。
夕食も、もちろん完食でした!
付き添いの私はというと、当然ながら病院からの提供はなし。
事前に準備しておいた軽食でしのぎました。
お昼はパパがドンキで買ってきてくれたおにぎりをありがたくいただきました。
夕食は、昼のうちに買っておいたパン。
スープを足して、栄養バランスを少しでも整える工夫も。
8.そして夜、眠りにつくまで
夕方に少しうたた寝していたものの、就寝前になるとまた不安がよみがえったようです。
息子「ママ…僕、ちょっと心配なんだ。」
私「なにが心配なの?」
息子「それは言いたくないんだ。」
私「なんかわかんないけど、不安なんだね。」
息子「うん…。寝たら朝になっちゃうから。」
こんなふうに気持ちを吐き出しながら、少しずつ眠りに落ちていきました。
9.その後のちょこっと話
- 耳鼻科の先生の回診もあり、改めて説明を受ける
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謎だった「お風呂問題」も、当日はあっさり入浴OK!
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夜中に看護師さんにオムツのサイズ確認されてLとLLを借りることに
おわりに
入院初日は、緊張と不安の連続でしたが、病院スタッフの皆さんの温かいサポートのおかげで、親子ともに落ち着いて過ごすことができました。
「付き添い入院、どうなるんだろう…」と不安だった私も、「この体験をちゃんと記録しておこう」と思えるくらいの余裕が出てきました。
明日は、いよいよ手術当日。どうか無事に終わりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!