先週、とっても面白くて、思わずほっこりしてしまう出来事がありました。
私は週に一度だけ出勤の日があり、その日はパパが3歳の息子を保育園にお迎えに行ってくれる日でした。
私が迎えに行くときは、担任の先生としっかりお話しして帰るのですが、パパはサッと連れて帰ってくるタイプ。
なので、先生からその日の様子を聞けないことが多いんです。
その日も同じように帰宅したパパと息子。
私は保育園バッグを開けて、あるものに気付きました。
——お昼寝用のシーツが、ビニール袋に入れられて入っている……。
「もしかして、おねしょ!?」
実はうちの息子、睡眠時無呼吸の薬を飲み始めた頃に突然オムツが外れたんです。
詳しくは、こちらの記事をご覧くださいね。
それまで練習期間らしきものもなく、ある日いきなりパッと。
だから、おねしょの経験がほとんどないんです。
保育園で失敗したことなんて、一度もありませんでした。
びっくりした私は、パパに聞いてみました。
「先生から何か聞いた?」
「ううん、特に何も…。でも、息子に聞いてみたよ。」
そして、パパと息子のやりとりは、こんな感じだったそうです。
パパ「どうしたの?寝てるときにおしっこ出ちゃった?」
息子「うーん……。それが、よくわからないんだ。」
パパ「えっ?どういうこと?」
息「おしっこはしてないと思うんだけど、起きたらお洋服がびしょびしょだったの。」
なんだか嘘をついている様子でもなくて、私は思いました。
たしかに、息子は「おねしょ」をした経験がなかったから、「寝てる間におしっこをする」という感覚がわからなかったんだろうな、と。
本人にとっては、ただただ「起きたら服が濡れていた」という不思議な出来事だったんですよね。
「寝てる間におしっこが出ることがある」なんて、誰かに教えてもらわなければ、そりゃ意味がわからないよね。
末っ子って、成長が早く感じられて、「あぁ、もうこんなに大きくなったんだな」と思う反面、ちょっとさみしくなることもあります。
でも、こうやって“初めて”の失敗や戸惑いを見せてくれると、「ああ、まだこんなに幼いんだな」と、なんだか嬉しくなるものですね。
今しかできない失敗を、いっぱい経験して、これからも元気に大きくなってね。