おはようございます!
ゆきちゃんママです😊
今日は、先週に続いて小学生・高学年(5・6年生)向けの最新絵本をご紹介します!〈その2〉です。
高学年になると、興味の幅がぐんと広がり、社会的なテーマや深い内容にも関心を持ち始めます。
今回ご紹介する絵本は、物語としての面白さはもちろん、「考える力」や「感じる力」を育ててくれる作品ばかりです。
お子さんの読書ステップアップの参考になれば嬉しいです📖
ダンス★フレンド
(ブルーバトンブックス)
カミラ・チェスター/作 櫛田 理絵/訳 早川 世詩男/絵 小峰書店
ダンスが大好きな11歳のレオは、場面かんもく症のため家族としか話せません。
そんなある日、隣の家に同い年のリカが引っ越してきます。
それぞれに困難を抱える二人が、支え合いながら真の友情を築いていく物語。
静かに心を打つ一冊です。
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とびたて!みんなのドラゴン
ー難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険ー
オザワ部長/著 岩崎書店
人前で話すのが苦手な小6のマナミは、自分を変えたいと合唱部に入部します。
新しい顧問の竹永先生は笑顔が素敵な先生ですが、徐々に体が動かなくなる難病ALSを患っていました。
先生は病と闘い、マナミたちは自分の弱さと向き合いながら、合唱曲《僕のドラゴン》を作り上げていきます。
実際の小学校のエピソードをもとにした感動のノンフィクションです。
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直紀とふしぎな庭
山下 みゆき/作 もなか/絵 静山社
古い家の庭に集まる“ふしぎなものたち”と、少年・直紀の心温まる交流を描いた物語。
不思議な存在との出会いが、直紀を少しずつ成長させていきます。
朝日小学生新聞で連載された人気作品の書籍化。幻想的でやさしい世界が広がります。
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22世紀からきたでっかいタイ
―ゲノム編集とこれからの食べ物の話―(環境ノンフィクション)
木下 政人/著 Gakken
「22世紀タイ」って何?
ゲノム編集技術で生まれた“未来の食べ物”をテーマに、食の過去・現在・未来を探るノンフィクション。
図解や会話形式でわかりやすく、理科や社会の知識にもつながる一冊です。
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ひとつだけ守りたいもの
リンダ・スー・パーク/作 ロバート・セーヘン/絵 佐藤 淑子/訳 玉川大学出版部
「家が火事になったら、1つだけ持ち出せるとしたら何を選ぶ?」
先生の問いかけから始まる子どもたちの語りが、心に残ります。
韓国の定型詩をもとに綴られた詩と、モノクロの美しい挿絵が印象的な一冊です。
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ぼくの色、見つけた!
(講談社・文学の扉)
志津 栄子/作 末山 りん/絵 講談社
色覚障がいに悩む少年・信太朗。
クラスの誤解や母親の言葉に傷つきながらも、自分らしい“見え方”を受け入れていく過程を描きます。
「個性とは何か」を考えさせられる感動作。
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わたしのカレーな夏休み
谷口 雅美/著 KOUME/画 講談社
食いしん坊のハルカは夏休みに大阪の商店街へ。
カレー屋を営むおじさんと一緒に、新メニュー作りに挑戦します。
商店街の人々との交流や、スパイスの香りまで感じられる“おいしい物語”です。
自由研究の題材にもぴったり!
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おわりに
高学年向けの絵本は、テーマも文章量もぐっと本格的になります。
「物語を楽しむ」だけでなく、「読書で学ぶ」体験も増えてくる時期です。
今回ご紹介した絵本は、どれも大人顔負けの深いテーマを持ちながら、
子どもたちの心に寄り添ってくれる作品ばかり。
ぜひ親子で一緒に読み、感想を語り合ってみてください。
きっと読書の世界がさらに広がります📖✨
これで「低学年〜高学年」シリーズはひと区切り。
ところが、今回はまだ続きます!
次週は、中学生向けのおすすめの本をご紹介しますのでお楽しみに♪
