おはようございます!ゆきちゃんママです😊
先日ご紹介した絵本『せかい一わるいかいじゅう』、図書館で見つけたので、さっそくわが家の子どもたちに読み聞かせしてみました〜!
今日は、そのときの様子をご紹介したいと思います♪
『せかい一わるいかいじゅう』ってどんな絵本?
(パット・ハッチンス・偕成社)
対象年齢:3歳〜7歳
弟ができた女の子・ヘイゼルが、「私の方がもっとわるいかいじゅうよ!」と嫉妬心をあらわにする姿が描かれます。まさに“兄弟姉妹あるある”が詰まった一冊です。
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実際に読んでみた感想は?
うちの双子、たろ子とじろ子(小2)、それからチーズくん(年少)に読み聞かせしてみたのですが……
なんと、特に質問もなく、最後まで無言で聞いていました(笑)
そして、読み終わってすぐ、たろ子が一言。
「うーん。あんまり面白いお話じゃなかった。」
ちょっと衝撃でした😂
ヘイゼルが弟に嫉妬して、家族にかまってもらおうといろんなアピールをするんですが……誰も反応してくれないという繰り返しの展開に、少し寂しさを感じたようです。
大人が読むと、「私もこうならないようにしなきゃ!」なんて省みるきっかけにもなるのですが、今まさに“ママを取り合っている真っ最中”の我が子たちには、タイミング的にちょっと響かなかったみたいです💦
じゃあ、うちの子たちは「どんな話」が好き?
読み終わったあとに、たろ子とじろ子に聞いてみました。
「どんなお話だったら面白い?」
すると…
たろ子:「私は、もっと優しいお話が好きなの!このお話は、ヘイゼルにみんなが冷たいもん。」
じろ子:「うーん。私は、もっと面白いのがいいなぁ〜!」
チーズくん:「ほくは、カブトムシの絵本がいい!」
…なるほど、やっぱり“面白い”の基準って子どもによって全然違うんですね(笑)
感情移入や深いテーマも大事だけど、日常の読み聞かせには「楽しかった!」っていう感覚もやっぱり大切だなと改めて感じました。
ヘイゼルの気持ち、わかるなぁ(ママ目線)
でも実は、私自身はヘイゼルの気持ち、すごくよくわかるんです。
私には年子の弟がいて、小さい頃は「なんで弟ばっかり!」と感じたこともしばしば。言葉には出さなくても、心の中で何度も叫んでいたなぁ…と、絵本を読んで懐かしく思い出しました。
だからこそ、私は自分の子どもたちには、下の子が生まれても上の子たちが寂しい思いをしないように気を配ってきた“つもり”だったんですが…。
この絵本を読むと、「あれ、私、ちゃんとできてるかな?」と、ふと振り返るきっかけにもなりますね😅
「上の子のケア」、これはきっと、いつまでたっても親にとっての永遠のテーマなんだと思います。
最後に:絵本の感じ方はタイミング次第!
今回の読み聞かせで気づいたのは、同じ絵本でも、読むタイミングや子どもの成長段階、気分によって受け取り方がまったく変わるということ。
もう少し前だったら「これ、私もそう思った〜!」って盛り上がったかもしれないし、もう少し大きくなったら「なんか切ないけど分かるかも」としみじみするかもしれません。
絵本って、読むたびに違う顔を見せてくれるからこそ、何度でも読み返したくなるんですね。
気が向いたら、また数ヶ月後にリベンジ読み聞かせしてみようかな♪
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌷
次回もお楽しみに!