双子ママ、今日も楽しい!

双子の2年生の女の子と4歳の男の子を育てています。

【絵本読み聞かせ】「低学年にぴったりの3冊読み!2月に読まれた絵本紹介(双子以外のクラス編

昨日は、2月に双子のいる1年生のクラスで読まれた絵本をご紹介しましたが、

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今日は、双子がいない残りの2クラス(2組さん・4組さん)で読まれた絵本をご紹介します。

 

読み聞かせの持ち時間は10分ですが、低学年のクラスでは短い絵本を3冊読むスタイルが多かったようです。

 

学年が上がるにつれて、少しずつ長いお話をじっくり読みたくなるのかもしれませんね。

 

 

 

2組さんで読まれた絵本

『のはらうた絵本』

(作:工藤直子、絵:あべ弘士/童話屋)

詩人・工藤直子さんが、のはらに暮らす動物や虫たち、風の声に耳をすませて紡いだ詩集『のはらうた』。

それが、あべ弘士さんの生き生きとした絵とともに絵本になりました。

 

かまきりりゅうじ、かぜみつる、ふくろうげんぞう――自然の中の「住人たち」の視点で描かれた詩に、命の息吹が感じられます

 

風がそよぎ、虫がささやき、動物が笑う――そんな「のはらの声」が聞こえてくるような、自然のやさしさと力強さにあふれた一冊です。

 

 

『ねずみくんとシーソー』

(作:なかえよしを、絵:上野紀子ポプラ社

小さなねずみくんが、ぞうさんとシーソーをしようとしますが、びくともしません。

どうしてもシーソーを動かしたいねずみくんは、仲間たちに応援を頼みます

 

最後にはちょっぴり切なく、でもほっこりあたたかくなる展開が待っていて、子どもたちも思わず「えっ」と声をあげるかも。

シンプルながら、心に残る優しいお話です。

 

 

 

『おふくさんのおふくわけ』

(作:服部美法/大日本図書)

ふくふく笑顔の10人のおふくさんが、美味しい秋のごちそうを囲んでいると、あの鬼さんが登場!

 

「うまそうなにおいだな、オレにもくわせろ!」

けれど残っているのは苦手な豆と生のおいもだけ。どうしよう?

おふくさんたちが出したアイデアとは…?

 

1作目では「わらうかどには、ふくきたる」でしたが、今回は「たべるかどにも、ふくきたる」!

読んだらきっと、大好きな人とおいしいものが食べたくなる絵本です。

 

 

 

 

 

 

4組さんで読まれた絵本

『しんせつなともだち』

(作:方軼羣、絵:村山知義、訳:君島久子/福音館書店

雪の積もる寒い冬、食べ物を探しに出た子うさぎが、2つのかぶを見つけます。

1つは自分で食べ、もう1つは友だちのろばに届けようと、こっそり家の前に置いて帰ります。

 

かぶは、ろばからやぎへ、やぎからしかへ、そしてまた子うさぎのもとへ…。

 

親切のリレーが静かに続いていくこの絵本には、相手を思いやる優しい心が丁寧に描かれています

繰り返し読む中で、子どもたちの心にきっと何かが残るお話です。

 

 

『ドラキュラーだぞ』

(作・絵:せなけいこ小峰書店

ふゆごもりで退屈していたうさぎ兄弟が、地下室に行ってみると…そこにはなんと、こわ〜いドラキュラが!

 

でも、うさぎ兄弟の自由すぎる行動に、ドラキュラはすっかり翻弄されてしまいます

怖いはずのドラキュラも、せなけいこさんの手にかかれば、ちょっとかわいそうでユーモラスな存在に

 

「怖いものが苦手な子にもおすすめしたい、優しいホラー絵本」です。

 

『まめのかぞえうた』

(作:西内ミナミ、絵:和歌山静子/鈴木出版)

「ひとーつ、まめひとつあったとさ」から始まる、10までの数え歌絵本。

豆が育っていく様子を、リズミカルな言葉で楽しめます。

 

ちょっと節が難しい部分もありますが、うまく読めたら冬のお話会でも盛り上がること間違いなし!

 

節分にぴったりの絵本。表紙も裏表紙も豆づくしで、読むだけでワクワクしますよ。

 

 

まとめ

来月こそは、娘のクラスで読み聞かせを!と思いながら、他のクラスで読まれた絵本からもたくさん学ばせてもらいました。

 

短いお話をテンポよく、楽しく読めるようになりたい!と、改めて感じています。

みんなに負けないように、私もこっそり練習がんばります!