双子ママ、今日も楽しい!

双子の2年生の女の子と4歳の男の子を育てています。

双子ママが本気で困る質問。「どっちがお姉ちゃん?」に感じるモヤモヤ

おはようございます、ゆきちゃんママです🌷

 

今日は、ずっと心のどこかに引っかかっていた

“双子ママが本気で困る質問”について、少し熱く語らせてください。

 

先に言っておきますが、私は誰かを責めたいわけではありません。

ただ、双子を育てていると本当によく言われる “あの質問” に、

ずっとモヤモヤしたまま笑って乗り切ってきたけれど…

 

子どもたちが成長した今、

「やっぱりこれ、優しい世界になってほしい…」と思うようになったのです。

 

 

 

「どっちがお姉ちゃん?」は、双子の定番すぎる質問

双子を連れて歩くと、ほぼ100%と言っていいほど聞かれる質問。

 

「どっちがお姉ちゃんですか?」

 

悪気はないとわかっています。

「可愛い〜!」と思ってくれたからこその声かけであることもわかっています。

 

だから私も、道端で聞かれても嫌な顔はせずに

「こっちがじろこで、こっちがたろこです〜」と笑顔で答えてきました。

 

でも、どうしても消えない疑問。

 

「で、その情報、聞いてどうしたいんだろう?」

 

 

 

わが家の双子は出生時間30秒差。それなのに“上下関係”が生まれてしまう

 

 

たろことじろこは帝王切開で誕生し、

その差はたった30秒。出生時刻は1分違い。

 

なのに社会には、

 

“生まれた順=上か下か”

“姉・妹で性格が決まる”

 

という無意識の価値観があって、

双子にも当たり前のようにそれを当てはめてきます。

 

小さな頃、私は家庭で

「どっちがお姉ちゃんで、どっちが妹」なんて話をしたことはありませんでした。

 

でも、あまりにも聞かれる回数が多くて、

子どもたちにも自然と出生順を教えることに…。

 

 

 

子どもたちが理解し始めると、質問の重みも変わる

今では、二人とも「どちらが姉で妹か」を理解しています。

 

すると――

 

じろこは嬉しそうに

「えー!私がお姉ちゃんなんだ〜!」

 

一方たろこは…

 

「なんで?一緒に生まれたのに、じろちゃんばっかりお姉ちゃんなの?」

 

たった30秒の差に

“上下” “えらい・えらくない”

のニュアンスが乗ってしまう。

 

これが、私がどうしても引っかかるポイントです。

 

 

 

身長が小さい子が“妹”と決めつけられて傷つく場面も…

双子ママ友のところは身長差が少しあり、

いつも小さい方の子が勝手に“妹”と位置付けられます。

 

正解を言うと、

 

「やっぱりね!見たらわかる〜!」

 

と言われるらしく、そのたびに胸が痛むと話してくれました。

 

答えても誰も得しない。

むしろ、どちらかを傷つけてしまうこともある質問。

 

 

 

「これ、どっちが上なの?」と言われた日の衝撃

先日は、初対面の方に突然こう聞かれました。

 

「これ、どっちが上なの?」

 

“これ”…って、うちの子?

そして“上”?

 

私がびっくりして固まる間に、

子どもたちは真顔でこちらを見つめていました。

 

7歳。

その言葉の意味はきっともうわかっている。

 

あの瞬間の子どもたちの表情を思い出すと、

今でも胸がぎゅっとします。

 

 

 

双子は“同じ”だけど“上下”ではない

双子は確かに特別な存在です。

 

でも、

 

「同じに育てたい」

「公平でいたい」

 

という気持ちは、私にとって本当に大事なもの。

 

そしてなにより、双子は

「一緒」も好きだけど、

「違う」時間も大切にしている。

 

そこに“どちらが上か”なんて本当はいらないんです。

 

 

 

おわりに 〜少数派にちょっと優しい世界であってほしい〜

私は、子どもたちをずっと守ってあげられるわけじゃありません。

 

これから先、友達にも、知らない人にも、

もしかしたら悪気のない言葉に傷つく日が来るかもしれない。

 

でもせめて――

 

「どっちがお姉ちゃん?」という何気ない質問が

少しずつ減っていく未来だったらいいな。

 

双子は、

“どちらが上か下か”ではなく、

どちらも大切な、世界にひとりの尊いいのち。

 

そんな想いを込めて、今日は綴ってみました🌷

 

また双子ママとして感じたこと、発信していきます。

読んでくださりありがとうございました。

 

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