「ライオンのくにのネズミ」で読書感想文！難しくて悩んだ話

おはようございます！  
ゆきちゃんママです！

読書感想文について書くのを、すっかり忘れていました（笑）  
たろ子もじろ子も、無事に読書感想文を書き終えたのですが……

自由研究は1年生の時よりもすんなり進んで、「去年より良いものができた！」という手応えがあった一方で、読書感想文は……  
めちゃくちゃ難航しました！！

今日は、そんな読書感想文が完成するまでのあれこれをまとめてみたいと思います😊

課題図書の中から絵本を選ぶ

うちの小学校では、課題図書としてあげられている4冊の中から1冊を選んで感想文を書くスタイルです。

去年はこの本👇  

アザラシのアニュー （どうぶつ・ものがたりえほん） [ あずみ虫 ]

ごめんね でてこい [ ささき みお ]

おちびさんじゃないよ （★★★第70回青少年読書感想文全国コンクール　小学校低学年の部選定★★★） [ マヤ・マイヤーズ ]

どうやってできるの？ チョコレート （しぜんにタッチ！） [ 田村 孝介 ]

そして今年はこちら👇  

ライオンのくにのネズミ （単行本） [ さかとくみ雪 ]

ぼくのねこ　ポー （PHPとっておきのどうわ） [ 岩瀬 成子 ]

ともだち [ リンダ・サラ ]

ワレワレはアマガエル [ 松橋利光 ]

去年の選び方と感想文の進み方

去年は、私も「読書感想文に付き合うのが初めて」で、  
正直、この2人に感想文を書かせられる未来がまったく見えていませんでした（笑）

なので私自身が課題図書を全部読み、  
「付き合える内容かどうか」「どれなら楽しんで書けそうか」を基準に、  
「この本にしない〜？？」とやさしく誘導（笑）。

結果、選んだのは『どうやってできるの？チョコレート』。  
科学っぽい内容で、本人たちにもピンときやすかったのがよかったです。

我が家の読書感想文の進め方

おすすめというわけではないですが、参考までにご紹介すると…

感想文の基本構成（200字×4パート）

- 【1】大まかの文：読む前の自分のこと、本を選んだ理由
- 【2】詳しくの文①：本のあらすじ
- 【3】詳しくの文②：印象に残ったところ＋理由
- 【4】気持ちの文：読んだあとの気持ち、これからどうしたいか

長期休みには毎日絵日記を書いていて、その構成と似ているので、  
読書感想文もあまりハードルが高くならず、書きやすいようです。

準備の流れ

- 紙を4つに分け、各パートに「どんなことを書くか」をメモ
- たろ子・じろ子・私の3人で相談しながら、付箋に自由に思ったことを書く
- それぞれの紙に付箋を貼っていく
- 書くことが決まったら、それを文章にまとめていく

去年はすんなり進んだ感想文

チョコレートの本は、「チョコの話！」とわかりやすく、  

- たろ子：「チーズくんがチョコをあげるとニコニコするから、その顔が見たいの！」  
- じろ子：「私がチョコが大好きだから！」

……と、自分の言葉ですぐに話してくれて、あらすじも自然に出てきました。  
私はそれをメモしておき、あとで本人たちに付箋で書いてもらう流れでした。

今年の読書感想文はひと苦労

今年選んだ絵本は『ライオンのくにのネズミ』。  
この本、とにかく要素が豊富で深い……！

感想として書けそうな「よかったところ」が多すぎる！

- 友達にやさしくしたリスの行動  
- リスがシュートを決めたところ  
- ネズミが勇気を出して気持ちを伝えたところ  
- 言葉が通じない中でも心が通ったところ  
- ライオンが素直に気持ちを伝えたところ  
- サッカーを通して仲良くなれたこと　…などなど

読む人によって感じ方が変わる、まさに多角的に読み取れる絵本なんです。

書きたいことと気持ちがつながらない問題

でもその分、構成の【3】「よかったところ」と【4】「これからの自分」のパートがつながらないという事態に……。

> 「リスのシュートが一番好き！でも、私も困っている子に声をかけたい」  
→ 本人の素直な気持ちだけど、構成的には矛盾して見える

大人としては、「評価される感想文」に仕上げたい気持ちもありますが、  
やっぱり本人の気持ちを大切にしたいという思いもあり……  
このバランス、ものすごく難しいなと実感しました。

姉妹で協力し合った感想文づくり

じろ子のほうは、最初からパート同士が自然につながっていたのでスムーズでしたが、  
たろ子はズレがあり、じろ子にも「パートをつなげた方がいいよ」と教えてもらいながら、

> 「でも、本当の気持ちなら、それを大事にして書いてもいいよ？」

と補足してあげたり、姉妹で協力しながらなんとか完成させました👏

原稿用紙に書く前のひと工夫

いきなり原稿用紙に書くと、書き直しが大変！

なので、付箋メモをワードで原稿用紙に入力し、  
200文字でどれくらいの文量になるかを一緒に確認してもらいます。

- 「ちょっと短い？もう少し足す？」
- 「付け加えたいことある？」
- 「こういう言い方に変えてみる？」

などなど、本人たちの気持ちをベースに相談しながら進めました。

最後に清書！

文章が決まったら、小学校でもらった原稿用紙に清書！  
清書タイムは静かで真剣な空気でした（笑）

まとめ

読書感想文って、自由研究とはまた違った難しさがありますよね。  
でも、「本を読んでどう感じたか」「自分の言葉で表現すること」は、  
とても大切な経験だなと改めて感じました。

こういう作業を、「嫌だな」と感じず、前向きに取り組めるようになってほしいなと願うばかりです。

今年もなんとか完成できてよかった！！  
また来年もがんばろうね、たろ子じろ子😊

もっと上手に読書感想文を書いてもらえる方法があれば、是非是非教えてください〜！

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました！