先日、我が家の「リーダー」について書きましたが、最近は「リーダーになること」よりも、みんなが夢中になって目指していることがあります。
それは… クレジットをためること!
クレジットって何?
クレジットという言葉は、英語の「コンシューマー・クレジット(消費者信用)」を略した和製英語で、昭和30年代後半から使われるようになりました。「信用」や「信頼」といった意味で、今では後払いの支払い手段として広く知られています。
(出典:一般社団法人日本クレジット協会)
つまり、うちの子どもたちは「信用=クレジットを集める」ことをがんばっているんです(笑)
どうしてそんなことになったかというと――
上の双子が、お友だちと遊びたくて「6時に帰ってくる約束」を守れなかったり、宿題をしないまま遊びに行ってしまったり…そんなことが何度かありました。
すると当然、「じゃあ、遊べる時間を6時じゃなくて5時半にしようか」とか、「宿題が終わらない日は、お友だちと遊ぶのはなしね」といったルールができてしまいます。
ある日、お友だちを家に呼んで、みんなで宿題をしていたときのこと。6時前にはお友だちのママたちが迎えに来て、バイバイしたはずなのに…
「お友だち、送ってくるー!」と出ていった娘たち、気づけばお友だちの家の前でそのまま遊び始めてしまい、私が何度声をかけてもなかなか帰ってこず…。結局、6時40分にしぶしぶ帰宅。そして、パパにすごーーーく怒られました。
その結果、「もう家にお友だちは呼ばないこと!」というルールが決定…。
次の日が学校ではなかったので、正直6時に帰らなかったからといって大問題ではなかったのですが、「6時にバイバイする」という約束を守れなかったことがよくなかったのです。
娘たちも反省はしていて、「ごめんなさい」と言っていましたが、そう簡単にルールを解除するわけにはいきません。
「約束を守れない人は信用がないから、『いいよ』って言ってあげられないんだよ」――そう伝えました。
すると、「どうしたら信用(クレジット)をためられるの?」と聞かれたので、私はこう答えました。
A(当たり前のことを)
B(バカにせず)
C(ちゃんとやる)
最初は「へぇ〜?」という反応でしたが、弟を自分からお風呂に連れて行ってくれた時や、次の日の準備を自分でできた時などに、
「いいね!そういうの、クレジットたまるなぁ〜」
と声をかけていたら…
「ねぇママ?クレジット、今いくつ?」
って聞かれるようになっちゃいました(笑)
そしてついに、
「ママ、クレジットがいくつになったら、おうちでパーティーしていいの?」
うーん…。正直、小学生だけのパーティーなんて、たいして準備もいらないし、お金もかからないし(笑)、いつでもいいんだけど…。
やっぱりこういうのは「高めの目標」を設定して、どんどんクレジットを与える方が楽しいよね、ってことで――
「100個ためたら、パーティーしていいよ!」
と決定!
そして、クレジットカード(※もちろん普通のクレジットカードじゃありません!信用をカウントするポイントカードです笑)も作りました。
良い行いをすると、サインがもらえる仕組みです。
いまのところ、こんな感じです。
まだまだ先は長いけど、こうして「当たり前のことをちゃんとやる」習慣がついてくれたらいいなぁ…と思っています。
ちなみに、息子にはこのカードは使っていませんが、いつも私のやっていることを手伝っては、「ママ?ぼく、クレジットたまった?」
と聞いてきます(笑)
みんなでどんどんクレジットためていこう〜!