わが家では、定期的に「リーダー」を任命しています。
子どもたちには、リーダーについてこう伝えています。
「リーダーは、みんなのお手本になる人。誰かに言われて動くのではなく、今何をすべきかを自分で考え、誰にも何も言われなくても行動できる人だよ。」
厳密なリーダーの定義とは違うかもしれませんが、わが家ではこのルールを大切にしています。
さて、6歳、6歳、3歳のわが子たちは、この制度をどう受け止めているでしょうか?
みんな「リーダー」になりたくなる!
もちろん、全員が「リーダーになりたい!」と言い出します。
もう少し大きくなれば変わるかもしれませんが、今のところ3人とも「リーダーになりたい!」という気持ちが強いので、トラブルが起きたときや、何かをお願いしたいときにとても助かっています。
例えば…
① ケンカの仲裁役が生まれる!
一緒にブロックで遊んでいて、ぶつかってブロックが崩れてしまったとき。
以前なら「やり返す→ケンカになる」というパターンになりがちでした。
でも、リーダー制度を始めてからは…
「リーダーはみんなのお手本だから、嫌なことがあってもやり返さずに、ママに報告したり、仲介してもらったりすれば、ケンカをせずに解決できるよね?」
と話しているので、子どもたちは「リーダーになるために」やり返すことをぐっと我慢するようになりました。
さらに、半年ほど続けた結果…
✅ ケンカに関与していない子が仲裁する(3人いるので、1人は冷静な立場でいることが多い)
✅ 2人だけで冷静に言葉で解決できることが増える
と、だんだんと私に報告することすら減っていきました!
② 進んでお手伝いをするように!
例えば、私が夕飯を作っている間に、子どもたちにお風呂の準備をしてほしいとき。
「○○してね!」とお願いすると、なかなか動かないこともありますが…
「あ〜、(息子)くんをお風呂に連れて行ってくれる人、いないかなぁ?」
とつぶやくだけで、双子たちは「ここで動けば、リーダーに任命されるかも!」と思い、すぐに行動開始!
✅ 息子をトイレに誘う
✅ お風呂場に連れて行く
✅ ついでに自分たちもトイレを済ませ、お風呂へGO!
私は、「わー!頼んでないのに、(息子)くんをお風呂に入れる準備をしてくれたの?ありがとう!今日のリーダーは、(双子)ちゃんにお願いしちゃおうかな?」と声をかけます。
すると、本人も大満足!
もちろん、リーダーは何人いても困らないので、いてくれるほど助かります(笑)。
③ 「今日のリーダーは誰?」と聞かれる日も!
トラブルがない日でも、子どもたちから「ママ、今日のリーダーは誰?」と聞かれることがあります。
そんなときは…
「うーん。そうだねぇ。誰がリーダーにぴったりか、みんなの様子をしっかり見とくね!」
と答えると、なんだかみんなが模範的な動きをするので、とっても助かります(笑)。
「リーダー制度」、わが家の最強ルール!
もちろん、バランスよくリーダーを任命するために、多少の気配りは必要です。
でも、これだけでトラブルが減り、家の中が平和になるなら、全然ラク!
「こらー!!!」と怒ることも減り、親もストレスフリー。
本当にいいことばかりだなぁと思っています。
みなさんは、どうやって家の平和を守っていますか?
この先も、子どもたちがリーダーを目指し続けてくれるといいなぁと願うばかりです。