2年ほど前、大学関係の仕事に転職したとき、学生時代にも取り組んでいた脳波の測定や分析に再び関わることになりました。
脳波分析には「EEGLAB」というソフトを使うのですが、当時そのインストール方法について、別のブログにまとめていました。
現在そのブログはあまり更新できていないのですが、最近になってアクセス数が増えてきていて──どうやら、脳波分析を始める方々が検索して辿り着いてくれているようです。
そんな中、仲良しのKGのJK先生とランチをご一緒したとき、先生のところの学生さんも私のブログを参考にして、EEGLABの設定をしてくれているという話を聞きました。
それだけでも嬉しい出来事だったのですが、JK先生から新たなリクエストもありました。
「間違っているわけじゃないんだけど(←ここ大事)、少し修正してもらえるともっと親切かも!」とのこと。
せっかくなので、この機会に、新しいブログ「双子ママ、今日も楽しい!」に修正版を掲載することにしました!
EEGLABダウンロード方法
今日は、EEGLABのダウンロード方法をご紹介します。
EEGLABは、MATLAB上で動作する脳波データの分析ツールです。
まずはこちらの公式サイトにアクセスします:
↑ここから無料でダウンロードできます。
上から3番目のDownloadをクリックします。
ダウンロード手順
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上から3番目の「Download」をクリックします。
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次に、以下の情報を入力します:
- Your name(氏名)
- Your email address(メールアドレス)
- Your research area(研究分野)
私はこんな感じで入力しました👇
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一番下の「 I accept the terms of the BSD License.」にだけチェックを入れ、「Submit」をクリックします。
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「Click here」をクリックしてダウンロードを開始します。
ダウンロードされたファイル
ダウンロードが完了すると、eeglab_current.zip というファイルが保存されます。
このZIPファイルを展開(解凍)すると、中に「eeglab2022.1」というフォルダが入っています。フォルダを開くと、中身はこんな感じ👇
私はいつも、ダウンロードされたファイルは自動的に「ダウンロード」フォルダに保存されるので、この「eeglab2022.1」フォルダを 切り取って、
ローカルディスク(C:)> Program Files > MATLAB フォルダの中に 貼り付けておきます。
フォルダの保存場所について【修正ポイント!】
ここで、JK先生からご指摘いただいた修正ポイントをご紹介します!
以前の私は、ダウンロードした「eeglab2022.1」フォルダを
ローカルディスク(C:)> Program Files > MATLAB の中に貼り付けていたのですが……
実はこの「Program Files」というフォルダは、管理者権限が必要な場合があり、うまく動かないということもあるそうです。。
そのため、おすすめの保存場所としては、Cドライブ直下やドキュメント内など、書き込み権限のあるフォルダが安心です。
例えばこんな場所👇
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C:\EEGLAB
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C:\Users\[ユーザー名]\Documents\EEGLAB
など、自分が自由にアクセスできるフォルダに保存しておくと、後の設定がスムーズになります。
注意
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フォルダの場所は自由でOK!
Program Files の中でなくても、Cドライブ内の任意のフォルダに置いて問題ありません。ただし、パスに日本語や空白が含まれないようにするのが無難です。
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Macの方は操作が少し異なります
本記事では Windows 環境での手順を紹介しています。Macをご利用の場合は、解凍先やフォルダの配置が少し異なる点にご注意ください。
設定完了
これで EEGLABのダウンロードは完了です!
次回は、EEGLABの設定&起動方法についてご紹介します(^^)/