おはようございます!
我が家は、私も夫も心理学に関連する研究職です。
同じ分野の仕事をしているからこそ、他のご家庭とはちょっと違う「メリット」と「デメリット」がいろいろあります。
そのひとつが、「夫婦で一緒に学会に参加(=出張)できること」。
これって、すごくありがたいメリットでもあり、ちょっとしたデメリットにもなるんですよね。
最近(2025年)は、子連れ参加を受け入れてくれる学会も増えていて、託児所を用意してくれるところも珍しくなくなってきました。
でも、私が双子(上の子たち)を出産した2018年頃は、そうした配慮のある学会はごく少数。子連れ参加もとても珍しくて、「学会は大人だけが行くもの」という雰囲気が一般的でした。
たった7年で、世の中ってずいぶん変わるものなんですね。
私たちはというと、その「子連れがまだ許されていない頃」から(笑)、赤ちゃん連れで学会に参加していました。
首がすわる前の時期からなので、乳児・幼児・小学生と、子どもの成長段階に合わせていろんな形で連れて行きました。
私たち自身もちゃんと学べたし、子どもたちもそれなりに楽しく過ごせていたと思います。
今回は、ちょっといつものブログとは違う雰囲気になりますが、
「これって、私だから書けることかも」と思って、少数派かもしれませんが、どなたかの参考になれば嬉しいなという気持ちで、文字にしてみることにしました。
「夫婦で学会なんて行かないよ〜」という方も、「へぇ〜、そんな世界もあるんだな〜」と気軽に読み流していただけたらうれしいです!
【子連れ学会シリーズ】はじまります!
このシリーズでは、以下のようなテーマを、いくつかの記事に分けて書いていこうと思います:
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事前準備や当日の持ち物、交通手段などの“物理的なこと”
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夫婦の役割分担や子どもとの過ごし方などの“心理的なこと”
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実際に感じた“メリット・デメリット”
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子どもの年齢による違い(赤ちゃん〜小学生)
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飲み会どうする問題:「二人とも行きたいけど…?」
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子どもの生活リズムや栄養管理
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親の研究活動とのバランス などなど
(書いていると他にも思いつくかもしれませんが、パッと気づいたのはこれくらいです。)
細かい内容は今後の記事で詳しく書いていきますが、先に私の結論を言うと…
子連れ学会、私はとっても良いと思っています!
たしかに大変なことも多いけれど、私が実感しているメリットはこんな感じ:
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子どもが人見知りしにくくなる
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親が仕事をしている姿を見せられる(=「今日はちょっとお仕事ね」が伝わりやすくなる)
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親も学び続けていることを、子どもが知ってくれる
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夫婦で「どちらかが犠牲になる」感が減って、家庭円満
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家族旅行ではなかなか行けない地域にも行けて楽しい
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子どもにさまざまな経験をさせてあげられる
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「楽しい場所じゃないところ」でも、自分で楽しさを見つけられるようになる
今後もしばらく、子どもたちには学会に付き合ってもらうことになると思いますが、
「子どもを退屈させてしまう」とネガティブに考えるのではなく、
子どもたちが付き合ってくれるおかげで、私たちは学べる
子どもたち自身も、現場を楽しむ力がついてきている
学会会場で温かく声をかけてくださる方々に感謝
…そんなふうに、前向きに、ありがたく、子連れ学会を続けていけたらなと思っています。
どうぞ、お付き合いください♪