双子ママ、今日も楽しい!

双子の2年生の女の子と4歳の男の子を育てています。

回帰分析と線形モデル(LM)の違いってなに?似てるけど、ちょっと違う!

おはようございます!ゆきちゃんママです☺️

前回の記事では、線形モデル(LM)についてまとめましたが……

 

読んでいて「これ、回帰分析とめっちゃ似てない!?」って思いませんでしたか?

私もまさにそう思ったんです(笑)

 

解説を聞いたときは「なるほど〜!わかった!」と思った反面、

「……って、それって回帰分析じゃないっけ?」という疑問もムクムク。

 

ということで、実際にRで手を動かす前に、回帰分析と線形モデル(LM)の関係について、あらためて整理してみたいと思います!

 

 

 

 

回帰分析と線形モデル(LM)って、何が似てるの?

まず、大前提として——

回帰分析と線形モデル(LM)は、とってもよく似ています!

というか、「線形モデルの中に回帰分析が含まれている」と言ったほうが正しいかもしれません。

 

 

共通点1:目的が同じ

どちらも、

「ある結果(y)を、何らかの原因(x)から説明・予測したい」という目的で使われます。

 

 

共通点2:数式が似てる

どちらも、

y = βx + ε

という形の数式で表されます(※βは係数、εは誤差)。

「xが1増えたら、yはどれくらい増える?」という関係を見たいんですね。

 

 

共通点3:求め方も同じ

どちらも最小二乗法を使って、「データにいちばん合う直線」を探します。

 

 

共通点4:結果の見方も似てる

β(回帰係数)やp値を見て、

「影響があるかどうか」

「どれくらいの強さで関係しているか」

を判断します。

 

 

 

 

……じゃあ、何が違うの?

ここまで見ると、「回帰分析=線形モデル」で良くない?って思いがちですが、

実は見ている視点やカバーする範囲がちょっと違うんです。

 

 

違い1:考え方の重視ポイント

  • 回帰分析は、“実践的な予測の手法”として使われることが多いです。

  • 線形モデル(LMは、“理論的なフレームワークとして扱われることが多いです。

つまり、現場で使いたいときは「回帰分析」って呼びますが、

理論的な背景を説明したいときは「線形モデル」と言います。

 

 

違い2:カバーする範囲

  • 回帰分析 → 単回帰・重回帰がメイン

  • 線形モデル → 回帰分析+分散分析(ANOVA)や共分散分析(ANCOVA)なども含む

「LM」はもう少し広い範囲を含んだ“統一モデル”みたいなイメージです。

 

 

違い3:数学的な表現の違い

  • 回帰分析: y = βx + εスカラー表現)

  • 線形モデル: y = Xβ + ε(行列表現)

数学的には、LMの方が汎用的で複雑なモデルにも対応できる形です。

 

 

違い4:使われ方(用途)

  • 回帰分析 → 実際のデータ分析でよく登場

  • 線形モデル → 統計モデリングや学術研究での基本的枠組み

 

 

 

 

結論:「回帰分析は、線形モデルの一部です!」

このまとめを一言で言うと…

 回帰分析 = 線形モデルの中の「実践ツール」

 線形モデル = 回帰分析も含む「理論の箱」

ということになります。

 

 

 

 

次回は、実際にやってみます!

というわけで、今回は「回帰分析と線形モデルの関係」についてまとめてみました。

 

次回は、いよいよRを使って、

実際に回帰分析&線形モデルをやってみたいと思います!

 

「うんうん、分かったつもり…だけど、やっぱり手を動かさないと!」

そんな方、一緒にやってみましょう〜📊✨