こんにちは、ゆきちゃんママです!
先日ご紹介した絵本「きつねのホイティ」
さっそく図書館で見つけたので、我が子に読み聞かせてみました〜😊
※絵本紹介の記事はこちらからどうぞ
「きつねのホイティ」ってどんなお話?
作・シビル・ウェッタシンハ
訳・まつおか きょうこ
舞台はスリランカの小さな村。
主人公は、いつもお腹をすかせているきつねのホイティ。
「どうにかしてごちそうが食べたい!」
と思ったホイティは、ある日、旅人に変装して村にやってきます。
村人たちの対応が優しすぎる!
ホイティの変装はちょっぴり雑で、ふさふさのしっぽも丸見え。
でも村人たちは、あえて気づかないふりをして、にこにこしながらホイティをおもてなし!
「変装に気づいていない」と思い込んでいるホイティは、
ごちそうをたらふく食べて、大満足で歌いながら森へ帰っていきます(笑)
村人たちは、その後もホイティが人間になりすまして家に来ても、
毎回くすくす笑いながらもちゃんと食べさせてあげるんです。
文化が見える絵本、という楽しさ
この絵本、ただの“おとぼけ変装話”ではないんです。
・女性が結婚式で着るサリーの美しさ
・スリランカ料理の描写
・おもてなしの文化や人とのやりとり
などなど、スリランカの文化や暮らしがさりげなく描かれていて、
親子で「へえ〜!」「これなに!?」と盛り上がりました♪
日本の昔話とちょっと違うところも
読んでいてとても印象的だったのは、
村人たちが「仕返し」として、ホイティをやっつけたり怒鳴ったりしないところ。
ばかにされたことに腹を立てつつも、
「私たち、わかってるよ。でも気前がいいから食べさせてあげるよ」
という、ユーモアと余裕のある優しさで返すんです。
日本の昔話だったら、最後はこてんぱんにやっつけられちゃう展開も多いけど、
こういうのも文化の違いなのかな、と考えさせられました☺️
我が家の子どもたちの反応は…?👧👧👦
今回読んだのは、我が家の3人の子どもたち。
小学2年生の双子の娘たちと、年少の息子くんです。
読み始めてすぐに、3人ともニコニコ顔😊
ホイティの変装や、村人たちのからかいが面白かったようで、
「えー!ばれてるのに!?」「この人たちやさしいね〜!」「ココナッツのカレーって美味しいの?」と、口々に感想を言いながら楽しんで聞いてくれました。
子どもたちのやさしい表情や、くすっと笑う様子を見て、
この絵本の「ユーモアとあたたかさ」がちゃんと伝わってるんだなぁと感じました🌿
おわりに
「きつねのホイティ」は、子どもも大人もくすっと笑えて、
そして心がちょっぴりあたたかくなる一冊です。
絵本を通して、遠い国の文化や考え方にふれるって、すてきな時間だなあと改めて思いました✨
気になった方は、ぜひ図書館で探してみてくださいね♪