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双子の2年生の女の子と4歳の男の子を育てています。

【読み聞かせ準備】「怖い話」読み聞かせイベントに向けて鬼と地獄の絵本を紹介!

2月12日に開催される「怖い話」の読み聞かせイベントに向けて、1月末に絵本のシェア会を行いました。

 

これまでの記事では、背筋がぞくっとするような“本格的に怖い”絵本を紹介してきましたが、今回は少し視点を変えて、「鬼」や「地獄」が登場する絵本をご紹介します。

 

これらの絵本には、怖さの中にも“教訓”や“気づき”が込められていて、物語を通して子どもたちに自然と「大切なこと」が伝わるようになっているのが魅力です。

 

 

 

『鬼のかいぎ』

作:立松和平/絵:よしながこうたく/出版社:好学社

 

昔むかし、人と自然がもっと近くにあった時代。

巨木を切り倒した人間に怒る森の鬼たちは「いくさをしよう」と騒ぎ出しますが、一人の鬼は「本当の木の大切さを教えよう」と提案します。

人間たちは不思議な現象におびえながらも、自分たちの行動が原因なのではと気づき始めます。

「怖さ」の中に環境へのメッセージが込められた、迫力ある絵本です。

 

 

『鬼が出た』

作:大西廣/絵:梶山俊夫/福音館書店

「鬼って、実はどんな存在だったの?」

そんな問いに、昔の絵や資料をもとに迫っていく、“鬼の百科”のような知識絵本です。

子どもたちにもわかりやすく、節分シーズンの読み聞かせにもぴったり。

読んでいる大人も「へえ〜!」と思わず感心してしまいます。

 

 

 

 

『おにのめん』

作・絵:川端誠/出版社:クレヨンハウス

お春は奉公先で働く健気な女の子。

母を恋しく思う彼女が、年の瀬に突然いなくなり……。

「おにのめん」を背負って夜道を歩く彼女が向かう先には、何があるのでしょうか?

お面に込められた思いと、お春の行動に胸がじんわり温まる絵本です。

 

 

『カレー地獄旅行』

作:ひげラク商店 安楽雅志/パイ インターナショナル

カレーが大好きなみちひと君。でも野菜は苦手。捨てようとしたその瞬間、彼は“カレー地獄”に吸い込まれてしまいます!

くすぐり茄子の刑、ルーの滝修行など、ユニークな地獄が次々と登場。

ちょっと怖くて、でも笑えて、しかも“食べ物を残さない大切さ”が伝わる楽しい食育絵本です。

野菜嫌いな子にもおすすめ!


 

 

 

『オニじゃないよ おにぎりだよ』

作:シゲタサヤカ/出版社:えほんの杜

オニは人間を怖がらせる存在……ではなくて、実はおにぎりが大好き!?

ある日、人間の落としたまず〜いおにぎりを食べたオニたちは「かわいそうな人間たちに美味しいおにぎりを届けよう!」と大奮闘!

 

明るくてテンポの良いストーリーと、ちょっとずれた優しさが笑いを誘います。

オチまで楽しい、節分にぴったりの絵本です。

[rakuten:book:15701416:detail]

 

 

 

 

『せつぶん わいわい まめまきの日』

作:ますだゆうこ/絵:たちもとみちこ/出版社:文溪堂

節分の日、弱虫のタカシが鬼役にされてしまったことから始まる、不思議で元気な冒険物語。

出会った本物の鬼の子・キッチとともに、いばりんぼうのツヨシについてしまった「リンリンボウ」をやっつけにいきます。

「いじわるな子にはオニがついている」

そんなユニークな設定と、行事の豆知識も自然に織り交ぜられた楽しい一冊。

元気をもらえる節分絵本です。

[rakuten:book:16238084:detail]

 

 

『桃太郎が語る 桃太郎』

文:クゲユウジ/絵:岡村優太/出版社:高陵社書店

「もし自分が桃太郎だったら?」

語り手が桃太郎自身となる“1人称童話”の視点で描かれる、ちょっと変わった昔話です。

物語の中でどう感じるか、どう行動するか。

子ども自身が“主人公の視点”を体験しながら、物語に入り込んで考えることができる絵本です。

イベント後のワークショップや感想シェアにもおすすめ。

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『絵本 地獄』

監修:宮次男/構成:白仁成昭・中村真男/風濤社

地獄絵巻をベースに、死をテーマに描かれた絵本。

昔の人たちは、死を「日常の一部」として受け入れていました。

絵の迫力と想像力に圧倒されながらも、「生きるとは何か」を考えるきっかけになります。

“怖い”というより、静かに深く心に残る一冊です。

[rakuten:book:10031451:detail]

 

 

『くもの糸』

作:芥川龍之介/絵:藤川秀之/出版社:新世研

芥川龍之介の名作『蜘蛛の糸』が絵本になりました。

誰もが一度は耳にしたことのあるお話ですが、絵で表現されることで、地獄に落ちた人間の表情の恐ろしさや苦しみが一層リアルに伝わってきます

その苦しみは、地獄ゆえのものか、心に抱えた邪心のせいなのか……。

読み進めるうちに、子どもも大人も「善悪」や「救い」について、自然と考えさせられます。

国語の教科書などで触れる機会のある物語ですが、絵本という形で事前に出会っておくことで、物語の核心やテーマがより深く心に残るのではないかと思います。


 

 

 

 

おわりに

どの絵本も、鬼や地獄という“怖さ”を通して、大切なことを考えるきっかけを与えてくれる作品ばかりです。

節分や季節行事ともつながりやすく、行事の知識と心の成長の両方を促してくれます。

 

「怖い話の読み聞かせ」イベントでは、子どもたちの年齢や反応に合わせて、こういった絵本も組み合わせて読んでいく予定です。