先日、3年生のクラスで初めての読み聞かせを行ったときのこと。シェア会で、他の読み聞かせメンバーの皆さんが紹介してくれた絵本がとても参考になったので、今日はその中からいくつかご紹介します。
学年に合った絵本選びは、まだまだ手探りな私。でも今回のシェア会で、選書のヒントをたくさん得ることができました。
※3年生での読み聞かせの様子や、私が読んだ絵本のことは、過去の記事で詳しく紹介していますので、よかったらご覧ください。
- へんしんプレゼント(あきやまただし/金の星社)
- かみさまからのおくりもの(ひぐちみちこ/こぐま社)
- おんがくかいのよる(たしろちさと/福音館書店)
- やさいの花(写真:埴沙萠 文:嶋田泰子/ポプラ社)
- おかしになりたいピーマン(岩神愛/岩崎書店)
- おとうふ2ちょう(作:くろだかおる 絵:たけがみたえ/ポプラ社)
- くだものなんだ(きうちかつ/福音館書店)
- 大きくなっても絵本が好き!
へんしんプレゼント(あきやまただし/金の星社)
低学年の子どもたちに大人気の「へんしんシリーズ」の1冊。
サンタさんが子どもの名前を呼ぶと、その名前が不思議なプレゼントに変身するという内容で、子どもたちは大爆笑!
特に男の子に大ウケする作品で、「読み聞かせで読んでほしい本」のアンケートでも、低学年男子の1位でした。
11月に読んでも早すぎない、クリスマス気分を味わえる楽しい絵本です。
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かみさまからのおくりもの(ひぐちみちこ/こぐま社)
赤ちゃんが生まれるときに、神様からひとりひとりにプレゼントが届くという温かいお話。
天使が届けてくれる贈り物に、子どもたちは「これ、ぼくだ!」「私かな?」と興味津々。
お誕生日や入学・進級のタイミングなどにもぴったりな、優しいメッセージの絵本です。
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おんがくかいのよる(たしろちさと/福音館書店)
1年生の読み聞かせでも紹介されていた作品。
カエルたちの音楽会を見つけたネズミたちが、自分たちでも音楽会を開こうとがんばるお話で、あたたかく、夢のあるストーリーが魅力。
1年生から中学年まで、幅広く楽しめる一冊です。
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やさいの花(写真:埴沙萠 文:嶋田泰子/ポプラ社)
「野菜って花になる前に食べてるんだよ」という発見が詰まった絵本。
子どもたちは、見慣れた野菜が咲かせる花の意外な姿に興味津々。
理科や食育の導入にもぴったりの一冊です。
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おかしになりたいピーマン(岩神愛/岩崎書店)
みんなに嫌われがちなピーマンが、お菓子に変身しようとする可愛いお話。
先ほどの『やさいの花』とあわせて読むと、野菜への興味がより深まります。
「ピーマン、がんばれ〜!」と応援したくなる、ユーモラスな作品です。
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おとうふ2ちょう(作:くろだかおる 絵:たけがみたえ/ポプラ社)
おとうふ2丁が巻き起こす勘違いの連続に、大笑い間違いなし!
兄弟5人が登場し、双子や三つ子が出てくるので、我が家の子どもたちも大盛り上がり。
楽しいストーリーで、元気いっぱいの時間になります。
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くだものなんだ(きうちかつ/福音館書店)
大人気シリーズ「やさいのおなか」「やさいのせなか」の仲間です。
今回は果物の断面が登場し、「これは何のくだもの?」とみんなで当てるクイズ形式の絵本。
意外と大人もわからないものが多くて、とても盛り上がるそうです。
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大きくなっても絵本が好き!
今回紹介された絵本を聞いて、低学年向けの絵本でも、3年生がしっかり楽しんでくれることに驚きました。
やっぱり、何年生になっても、絵本は子どもたちの心に響くんですね。
これからも、幅広い年齢層に楽しんでもらえる絵本をたくさん知って、読み聞かせのレパートリーを広げていきたいと思います♪